11月10日(土)に、彦根湖東学が行われました。
学生たちが地域についての考えを深めました。
彦根湖東学は、彦根・湖東地域をフィールドに、彦根に所在する
3大学と彦根市がそれぞれテーマに沿って講義を担当する授業です。
講義だけでなくフィールドワークを行い、ワークショップに取り
組むことで学生交流を図りながら、彦根・湖東地域の自然環境、
地域社会、歴史について理解を深めることが目的です。
第3回目の今回は、おとくらメンバーも地域活動に取り組む
学生として、授業に参加させていただきました。
午前はギャラリー喫茶おとくらで、地域についての講義を
受けた後、受講生に対しておとくらの活動を紹介しました。
おとくらと同じように、地域活性化の活動をしている
政所茶レン茶゛ーも活動を発表しました。
午後からはおとくらの活動拠点である座楽庵はもちろん、
座ギャラリーや不破邸に案内し、活動を紹介しました。
またおとくらの活動に協力してくださっている
地域の方々のお話を聞きました。
場所を変えて、日夏里館でワークショップをしました。
日夏里館はヴォーリズ建築で、かつては旧日夏村役場と
産業組合の合同庁舎として使われていました。
国の登録有形文化財に登録されており、
歴史を感じられて落ち着ける空間でした。
ワークショップのテーマは学生力でした。
滋賀県の様々な大学の学生たちと、意見を出し合いながら
学生力とは何かについて考えました。
挑戦力や発信力など、たくさん挙がった中でも
印象に残っているものがあります。
一つ目は失敗力です。
学生は様々な事にチャレンジして、失敗を経験します。
壁にぶつかったことで、落ち込むこともあります。
でもその失敗から学ぶことはたくさんあり、
その経験を生かして活動を広げていきます。
二つ目はつながる力です。
地域活性化のためには、学生だけでは微力なこともあります。
でも地域の方々の力があれば、より地域を
盛り上げることができます。
そのために地域に飛び込み、地域のことを学びつつ、
地域の方と交流ができるのは学生ならではです。
これらのことは、私がおとくらで活動してきて
感じていたことでもあります。
今回様々な学生と交流したことで、おとくらや
地域について考える良い機会となりました。
このことを生かして、おとくらの活動に取り組みたいです。